こどもと一緒にバス旅をしよう

こどもと一緒に旅行をするなら、バス旅という選択はいかがでしょうか。バス旅はコツをつかむと手軽に旅行を楽しめます。何より、子連れの旅行でも、移動がとても楽です。また、簡単には行けないレアなスポットにも足を運べます。

テレビ番組の影響からか、バス旅をする家族連れも増えています。こどもと一緒に行く、バス旅の魅力とポイントについて紹介しましょう。

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バス旅の種類

一口にバス旅といっても、いろんなバス旅があります。バス旅には、大きくわけて三つの種類があります。まず一つ目が、目的地まで高速バスを使って移動するバス旅です。高速バスは各都道府県の中心地から出ていて、長距離を移動することができます。

新幹線や飛行機を利用するより低料金で移動できるので、人気を集めています。また、最近では豪華な長距離バスもあり、快適に長距離を移動が可能です。地方に旅行に行く場合は、こうした長距離でのバス旅をおすすめします。

長距離バスは、こどもがある程度大きくなったら、移動にとても便利です。さらに、プランによっては現地での観光や、ツアーオプションもついたプランもあります。こどもと一緒に、楽しんでみてはいかがでしょうか。二つ目が、観光バスを使ったバス旅です。

こちらも、目的地から観光スポットまで運んでくれます。観光案内や食べ放題などもついてくるので、家族でのんびり旅行をする際にはとても便利です。また、バスツアーでのバス旅は、お得に観光地を回ることができます。

ことも向けの観光地を訪ねたり食事を用意したりするプランもあるので、家族旅行の際にはぜひ探してみてください。三つ目が、ローカルバスを使ったバス旅です。ローカルバスは地方に行けば行くほど本数が少なく、乗り継ぎが難しいという問題があります。

しかし、レアなスポットに行くならローカルバスがお得ですし、何より便利です。

こどもと一緒のバス旅の計画

では、こどもと一緒にバス旅をする場合は、どのように計画を立てれば良いでしょうか。はじめに長距離バスの場合ですが、目的の観光地から移動方法を考えることが必要です。例えば、移動距離や時間によってバスで一晩過ごす長距離バスもありますが、泊りがけの長距離バスはお子さんが小さい場合、避けた方が無難でしょう。

一方で、日中の移動の長距離バスであればたくさんのメリットあります。まずお得に旅行のプランを立てることができるので、その分の予算を現地でのお買い物にまわせます。何より運転する必要がないので、こどもの面倒を見ながら移動することが可能です。

長距離バスならトイレもついているので、こどものトイレを心配する必要もありません。また、バス旅は夏や冬の気候が厳しいときでも、こどもの体調を気にすることなく移動が楽にできます。こどもが心配で、体力的に旅行が厳しいと躊躇される方には、長距離バスでの旅行をおすすめします。

同様に、バスツアーの利用もおすすめのプランです。バスツアーは食事や現地での観光がセットになって割引されているので、こどもが多い家庭には特に利用するメリットが多いと言えるでしょう。バスツアーの中には、子連れの方向けのプランもあるので、泣いたりぐずったりが不安な方にもぴったりです。

思い出づくりに、ぜひバス旅を選んでください。

用意しておきたいもの

こどもを連れたバス旅は、何かと不安がつきものです。こどもを連れたバス旅には、あらかじめ用意すると便利なものがあります。まず必ず持っておきたいのが、飲み物とお菓子です。バスの中は乾燥していて、冬でも喉が渇くことがあり、バスでの移動は水分が必要です。

さらに、お腹が空くとこどもはぐずりがちになります。軽く食べられるお菓子を用意しておくと、グズりを予防することができます。また、バスによっては空調の効きが悪かったり、逆に効き過ぎてクーラーが寒かったりすることがあります。

体温調節が十分にできない子どもにとっては、体力的に負担になる恐れがあるため、夏でも一枚羽織れるものを用意しておきましょう。薄手の長そでがおすすめです。その他にも、気管支が弱いお子さんには、バスの空調が鼻詰まりや咳の原因になることがあるので、子ども用のマスクも持って行くと安心でしょう。

こどものグズり防止のポイント

バス旅に興味があるけど、グズったり泣いたりして、他の方に迷惑をかけないか不安な方は多いのではないでしょうか。こどもを連れたバス旅を左右する最大のポイントは、休憩です。トイレ休憩のタイミングを計る必要があるため、長距離バスやバスツアーが、どのタイミングでサービスエリアに寄るかあらかじめ調べておきましょう。

例えば、シーズン中はサービスエリアのトイレが混んでいて、なかなか順番がまわってこないということもあるため注意が必要です。また、バスを出て気分転換するのは、こどもがグズるのを予防する効果もあります。さらに、大人と違って子どもは外の風景にそれほど関心があるわけではありません。

こどもを飽きさせないように、時間をつぶせるおもちゃを持っていくこともおすすめです。スマホにあらかじめアプリを入れておくのもいいでしょう。ただし、音漏れがしないよう、イヤホンも持って行ってください。

ローカルバスでのバス旅

ローカルバスで移動するバス旅は、珍しい場所を尋ねるのにぴったりです。ローカルバスを使ったバス旅について、ポイントを紹介します。ローカルバスを賢く利用するのに必要なのは、何といっても時刻表です。特に、地方に行けば行くほど本数が少なくなるローカルバスは、あらかじめ乗り継ぎや、帰りのバスルートを確認しておくことが大切で、時刻表を手に入れて、計画をたてておく必要があります。

こどもを連れたローカルバスでの移動は、混んでいる時間帯を避けた方がいいでしょう。混んでいるバスで立ちっぱなしは、子どもにとって負担となる可能性があります。特に都心でのローカルバスの利用には、気を付けてください。

都内では、観光バスを兼ねたローカルバスも多く出ているので、そうしたバスを利用すると楽しくお得に観光地巡りをすることができます。なお、ローカルバスは種類によって乗り方が異なります。特に、料金の支払いが難しいことがあります。

例えば、交通系ICカードが使えるバスであれば便利ですが、あらかじめチャージを十分にしておくことが大切です。また、バスによっては交通系ICカードが使えないものもあるため、ローカルバスを使って移動する場合は、小銭も多く持って行った方が良いでしょう。